あなたはいま、「保育士を辞めたい」「保育士は自分に向いていないかも・・」「保育士の仕事が辛い・・」と悩んでいませんか?

当サイトでは、保育士を辞めたい理由や保育士が向いていない人の特徴、保育士から他の職種へ転職するためのコツ、実際に保育士を辞めて他の職種へ転職した人の体験談などをまとめています。保育士を辞めたいと悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

保育士を辞めたい理由

保育士を辞めたい理由をお伝えします。

子供が嫌いになってしまった

保育士の言うことをきちんと聞いて従う子供には何もストレスを感じません。しかし、わがまま放題、嘘つき、保育士が見てるときとそうでない時で態度を変える子、いたずらっ子、悪いことをして保育士の反応見たがる子など、言うことを聞いてくれない子と毎日接する必要があります。

そして、そのような子供たちの安全と命を守るのも保育士の仕事です。毎日毎日、態度を変えない子供たちを注意したり叱り続けるには多くのエネルギーを使います。知らず知らずのうちに、子供たちが嫌いになってしまうことさえあります。

子供がただ好きだからと言う理由だけでは、決して続かないのが保育士の仕事です。本来子供はわがままで、それを承知の上で保育士になったはずですが、いつの間にか子供を嫌いになってしまったことで、保育士を続けられない人は多くいます。

職場の人間関係に苦労する

子供への対応でストレスを抱えるのは、他の保育士も同じです。そして経歴が長い保育士から、そのストレスの発散先として、自分がとばっちりを受けることにもなります。その結果、先輩保育士から理不尽な要求などをされ、それが積み重なることで、耐えられなくなるケースがよくあります。

気分が良い時には普通に接してくれるだけに、なおさら苦労するという声も聞かれます(先輩保育士が気分の良い時は、こちらも愛想良く接しなければならないため)。職場にいる他の保育士たちの感情に左右され、振り回されることに疲れてしまい、保育士を辞める決意をする人は多くいます。

保護者からのクレーム

クレームはどのような職場でもあり得ることですが、理不尽な要求を突きつけてくるモンスターペアレントの存在に思い悩む保育士は少なくありません。もっともなクレームであれば、個人としても職場としても改善に取り組む必要がありますが、どうしようもない理不尽なクレームもたくさんあります。

運動会の順位や劇の配役などは、どうしようもない問題です。このような、保育士側には非が無い場合でも、常に頭を下げなければならないのが保育士の現場のリアルです。保育士側に過失がなくても突きつけられる、理不尽な要求にストレスを溜め、保育士を辞める人は多くいます。

仕事量が多く、負担になっている

保育士の仕事は子供の面倒を見るだけではありません。毎日子供の様子を記録したり、保護者への報告書を作成したりと、事務作業も多くあります。保護者から何かしらの相談があれば対応することになりますし、事務作業を自宅に持ち帰るケースも少なくありません。

一息つける時間が少なく、心身ともに疲れてしまうことで、保育士を辞めたいと考える人は一定数います。家族を持っている保育士だと、家に帰れば家庭のことで何かしらのトラブルを抱えるケースもあります。その両立に苦労する保育士も多くいます。

給料が低く、労力に見合っていない

保育士の仕事は、子供のお世話や様々な事務作業など、重労働ではあるものの、お給料がその労力に見合わず、低いと考える人は多いです。最近では、保育士の人手不足が社会問題化されたりもします。保育士不足により、1人当たりの労働量・作業量も増え、それが激務に繋がります。

勤務時間も長く、残業時間が長くなっても手当はさほど増えない現状に、収入面で不満を持っている保育士は多くいます。最後の1人まで、子供を迎えに来る親御さんが現れない限り帰れない、というのも不満の原因として挙げられています。労力に見合ったお給料が出ない限り、このような不満は改善されないかもしれません。

子供に怪我をさせてしまった

保育士は保育のプロですし、人様の大切な子供を預かっている以上、子供に怪我をさせてしまっては責任を感じてしまうのが普通です。ただそれを重く受け止めすぎて、保育士の仕事を嫌になる人もいます。

朝、預かってから、親御さんがお迎えが来るまで、保育士は気を抜くことなくことができません。しかし、一生懸命保育をしていても、子ども自身の勝手な行動や、ほんの少し目を離した瞬間に起こる子どもの怪我もあります。

小さな怪我なら立ち直れたとしても、後を引くような怪我をさせてしまっては責任を感じ、保育士失格ではないかと、自分を攻める人もいます。真面目過ぎる人は要注意です。そこまで深刻に考えなくていいよ、と言われても、やはりプロである以上、怪我なく1日を過ごさせてあげたいと思うものです。

持病のせいで、働けなくなった

保育士の職業病といえば、腰痛や腱鞘炎でしょう。抱っこやおんぶなどで腰痛に負担がかかり、保育士を続けられなくなる人は一定数います。腰痛よりは少ないものの、ピアノの練習で腱鞘炎になる人もいます。

腰痛や腱鞘炎の改善策は、休むことですが、保育士である以上抱っこやおんぶ、ピアノは仕事なことです。保育士の仕事に充実はしているものの、持病が原因で、続けたくても続けられない、残念な選択をすることになるのです。

保育士が向いていない人の特徴

子供が好きという理由で保育士になった人はたくさんいますが、残念ながら働いていくうちに保育士に向いていない性格だと実感する人もいるでしょう。ここではどんな人が保育士に向いていないのかをお伝えします。

人付き合いが苦手・協調性がない

人付き合いが苦手だったり、協調性がない人は保育士に向いていません。保育士は、子供との関係はもちろんの事、保護者とも良好な関係を築かないといけません。また、同僚の保育士とのチームワークも欠かせません。

チームワークを強化させるためには、ただ仕事ができるのではなく、人付き合いや協調性を保つ必要があります。特に複数担任になれば、常に他の保育士とコミュニケーションをとり、保育の方法や計画について調整をする必要があります。

仕事のほとんどが相手とコミュニケーションを取る仕事なので、人付き合いが苦手な人や協調性がない人には向いていない仕事です。

人前に出るのが苦手

人前に出るのが苦手な人は、保育士に向いていません。保育士は子どもの前だけでなく、大勢の大人の前で話しをする場面も少なくありません。職員会議で発言する場面や、クラス懇談会で大勢の保護者の前で話をする場面、発表会のステージに立つ場面などです。

経験を積むと慣れていくものですが、人前に出ることにかなりのストレスを覚える人もいます。経験を積んでも、人前に出るのが苦痛を感じる人は、保育士には向いていないでしょう。

忍耐力がない

保育士は子ども相手の職業ですから、仕事をしていると思い通りに進まないことも多いです。自由に動き回ったり、トラブルを起こす子供たちを上手く導きながら仕事をしなくてはいけません。

時には、イライラすることもあるでしょう。イライラして子供たちの悪い所ばかりに目をつけてしまい、いつも怒ってしまうようでは務まりません。子供たちが思い通り動いてくれない時は、怒るのではなく自分の保育方法を見直す良い機会ですので、グッと我慢する忍耐強さは必要です。ついカッとなってしまい、感情をコントロールできない人では、保育士は務まりません。

プライベートを優先させたい

仕事とプライベートの両立をするライフワークバランスを図りたい人には、保育士の仕事は向いていない可能性があります。保育士はシフト制を採用している園がほとんどで、朝早くから夜遅くまで働く仕事です。

昼間は子ども達のお世話をし、子ども達が帰った後は、事務作業をします。その間に、保護者対応や電話対応もします。手書きの書き物や作り物、ピアノの練習もしないといけません。仕事量が多いため、持ち帰りはあって当たり前、という保育士も。プライベートの時間を仕事の時間にあてる保育士は多いです。

そのため、仕事よりもプライベートを優先させたいという人には、保育士は不向きだといえます。

仕事に高い給料を求めている

残念ながら、保育士に高い給料は期待できません。高い給料が仕事へのモチベーションという人には難しい職業です。毎月残業があり、月1回の土曜出勤、休日手当などを受け取っても、毎月の手取りが20万円に届かない若い保育士はたくさんいます。

子どもを預かる責任や、仕事の大変さを考えると、お給料に納得いかない保育士は多いはずです。仕事にやりがいや楽しさを望む人なら、保育士は続けられるかもしれませんが、高いお給料を期待する人には、長く続けることは難しい仕事なのです。

潔癖症

思い切り外で遊んで、汚れ気味の服の子がいたり、食べくずが落ちた床であったり、保育室内は清潔に心掛けても、子どもがいるだけ汚れるものです。家のように、なかなか清潔さを維持することはできません。

子どもたちはみな床に座って絵本を読んでもらっているのに、床が汚いからといって、不自然なしゃがみ方で床に触れないようにするようでは、保育士として勤まりません。3歳未満児の担任ともなると、食事や排泄時による汚物の処理をすることも多くなります。便や尿にあまり触りたくないと考える人では、務まらない仕事です。

保育士を辞めたい人・向いていない人に、おすすめの他の仕事・転職先

保育士を辞めたいと思っている人や向いていない人に、保育士以外のおすすめの仕事や転職先をご紹介します。

学童保育指導員

保育士を辞めたいけど、子どもと接する仕事を続けたい人は、小学校の放課後に児童を全体的にケアする、学童保育指導員がおすすめです。保育園よりも、少し年齢が高い小学生を相手にする仕事なので、言葉で指示をすれば十分に伝わる年齢ですし、より密度の高い充実した時間を共に過ごすことができるでしょう。

学童保育でも、保育士と同じように、常に子ども達の状況や周りの状況に目を配り、自分が必要な場面はどこか考えながら動く仕事です。学童保育指導員は、無資格・未経験の人でも採用している会社も多く、子育て経験がなく、専門知識も持たない指導員が多いのも現状です。

保育士から学童保育指導員へと転職する人も多く、保育士経験が活かせる仕事なのは間違いありません。

介護職

保育士と同様、人を相手にする職業として共通点の多いのが、介護職です。仕事内容は似ていて、幼児を相手に仕事が、介護職になると高齢者へと変わります。人のお世話をする、周りに目を配る、変化に気づくなど、保育士に必要な資質が、介護職にも活かされます。

特にデイサービスのスタッフになると、保育士の経験は重宝されるでしょう。日中のみのお仕事になりますし、レクリエーションやピアノの演奏、一緒にカラオケをするなど、保育士と似た仕事も多いです。

介護業界は現在人手不足ですし、介護資格がなくても働ける仕事も多数あります。レベルアップを目指すときは、介護福祉士など難関資格もあるやりがいある仕事です。

旅行代理店スタッフ

H.I.SやJTBといった旅行代理店スタッフもおすすめです。保育士の、小さな子どもや父兄に丁寧に応対できる姿は、旅行代理店からすると安心できます。旅行形態もかつては会社の慰安旅行など男性のお客様が多かったのに比べ、近年では女性や年配者の利用が多く、リピーター獲得の増加を考えています。

保育士として培ってきた、個人ひとりひとりに向き合った仕事の姿勢は活かせる事ができ、人物重視を採用の際に考慮する旅行代理店は多いのです。

大手の旅行代理店にはグループ会社もあり、求人を定期的に出しています。業界用語を覚える必要があるものの、ほとんどの人が未経験で仕事をこなしていく内に内容を覚えていきます。給与面でも、保育士時代よりも多くの収入が期待できるでしょう。

ベビーシッター、保育ママ

保育士としての経験や技術がすぐに活かせる仕事です。保育園という大きな集団での保育と違い、個対応、またはごく小さな集団での保育となりますが、乳幼児を保護しお世話するということに関しては、なんら変わりはありません。

一人ひとりにしっかりと接することが可能ですし、保育士とは違った充実感を味わうことができるでしょう。保育園での煩わしい人間関係に悩む必要がないのもメリットです。

接客業

保育士も、いわゆる接客業といえます。子どもたちや保護者は「お客様」とまではいわないものの、常に最上のサービスの提供を心掛けているのが保育園です。接客業は、相手が何を買いたいのか?何を欲しているのか?を読み取る能力があると有利です。

この点、保育士であれば日々小さな子供を観察し、小さな変化に敏感なので、感情を読み取るスキルは培ってきたはずですし、上手く説明できないお客様の要望を汲み取り、必要なアイテムを探すお手伝いが容易にできるでしょう。

接客業には、百貨店やアパレル、コスメ、ホテルスタッフなど様々な業種があるので、ご自身の好みにあった業界を選ぶといいでしょう。保育士としての経験を積み、職場や保護者との女性特有の人間関係に慣れているはずですから、女性のお客様が多い職場でも、適切な応対ができるはずです。

H 保育士以外の、他の仕事へ転職するためのコツ

 

保育士から他の仕事へ転職した人の体験談

ここで、保育士から他の仕事へと転職した人達の名前の体験談をお届けします。ご紹介するのは元保育士の3名です。

28歳女性 Rさん

保育士を辞めて転職したのは、何歳のときですか?

28歳

転職したときは、保育士何年目でしたか?

8年目

保育士を辞めたときの、仕事内容を教えてください

2歳児のクラス担任をしていました。24人程度の人数のクラスを、複数人の保育士で担任していました。

保育士を辞めようと思ったきっかけ・理由は何ですか?

私は私立の保育園で働いていました。その保育園ではとにかくイベントが多く、月に一度は何かしらのイベントがありました。園内で取り組んでいることも多く、鼓笛隊の練習、詩の朗読、体育教室など、それらを保護者に発表する機会もたくさん設けられていました。

なので、それらの練習も朝から給食の時間までみっちりと行ったり、保育士の会議も夜まで続きました。地域でもとても人気のある園で競争率も高かったようです。ただ、働いている保育士としては負担が大きかったです。

休憩時間も子供を見ながらお便り帳を記入していたり、心の休まる時間はありません。定時に帰れることはほとんどなく、たいてい夜7~8時まで残って仕事をしました。もちろん残業代はなし。遅い時には夜10時まで残ることもあり、その時間に家に帰ってからも朝方まで持ち帰りの仕事をしていることもありました。

また、休日は週に1日しかなかった為、泊まりの旅行に行くこともできませんでした。そんな激務をこなしても、給料はバイト並み…。何年続けてもほとんど昇給しませんでした。同じ歳の会社員の友人に給料を打ち明けたら、驚かれました。

そんな毎日を過ごしているうちに、ついに心が折れてしまいました。このまま保育士を続けても、どんどん保育士の仕事が大嫌いになっていく自分が想像できたからです。

どのような仕事に転職しましたか?

事務職に転職しました。受付、電話対応、パソコン入力、お茶出しなどが主な仕事です。

転職活動はスムーズに進みましたか?また、どのような方法で転職活動をしましたか?

ハローワークで、主に事務職を探しました。他にも、保育士ではないけれど、子供に関わる仕事なども考えていました。しかし、長年保育士をしていたため、それ以外の仕事となるとなかなか難しかったです。

事務職となると、パソコンのスキルを持っている新卒の人は他にたくさんいるし、新卒ではなくてもすぐに働ける経験者が欲しいという企業がほとんどだからです。ほとんどが書類選考で落選し、面接まで残って熱意を伝えても「すぐにパソコンが使えれば君にお願いしたい所だけど…。」と断られたりしました。

今では保育の現場でもパソコンを使って書類を作ったりする所は多いと思いますが、当時私が働いていた園では書類や保護者へのお便り等は全て手書きというルールがありました。その為、全くパソコンに触る機会がないままで来てしまい、事務職への転職はかなり難しかったです。

保育士を辞めて半年、やっと希望の事務職に転職することができました。事務員にちょうど空きが出た会社に、なんとかタイミングよく入ることができました。

転職して待遇はどうなりましたか?

待遇は劇的に良くなったわけではありません。たまたま入れた会社も休みが少なく、給料も保育士の頃とあまり変わりませんでした。ボーナスも減った為収入だけで見れば、保育士の頃の方がたくさん給料をもらっていました。

ただ違うのは、サービス残業がないことです。時間内に自分の仕事が終われば、定時にあがることもできたので、家に帰る時間は早くなりました。また会社で備品を買うことが出来たので、保育士時代のようにボールペン等の文房具を自分のお金で用意する、ということもありません。

転職してよかったですか?

良かったのは、自分の時間が増えたことです。保育士をしていた頃は、遅い時間に仕事から帰っても、持ち帰りの仕事がたくさんある為、夕飯も急いで済ませて仕事をする時間を作っていました。休日も仕事をすることが多く、常に仕事のことが頭から離れない感じでした。

転職してからは自分のための時間を取ることができ、本当にリラックスして過ごすことができました。また保育士をしていた頃は、週に2.3日は頭痛がありましたが、転職してからは少なくなりました。ストレスからきていた頭痛だったのかもしれません。

33歳女性 Yさん

保育士を辞めて転職したのは、何歳のときですか?

33歳

転職したときは、保育士何年目でしたか?

13年目

保育士を辞めたときの、仕事内容を教えてください

保育に欠ける子を預かる、生活面の介助など

保育士を辞めようと思ったきっかけ・理由は何ですか?

母が体調を崩した事が一番大きかったです。保育士では一日一日をしっかり考えて全力で保育にあたってきました。その分、書類や行事の作り物など持ち帰りの仕事も多くて、子育てと家事と仕事と充実はしているものの慌ただしく過ぎていく日々でした。

心の負担も大きくて、保護者対応や気になる子への配慮、保育での向きあいかたなど考えることばかりでした。どことなく周りの目も気になってきて、楽しむ職種だったはずが重荷に感じてしまう自分もいました。

どのような仕事に転職しましたか?

建築会社の見学会受付や事務作業

転職活動はスムーズに進みましたか?また、どのような方法で転職活動をしましたか?

知り合いの方を通じて転職活動をしました。実は、もう一度、保育士に戻りパートタイマーとして働こうとも思いましたが、思いきって別の職種に就こうと考えました。

新しい仕事に対して不安や心配、悩みもありましたが、就職先の同僚や上司の人柄がよくて今は知り合いからの紹介もご縁あってのことだったのかしらと思っています。自分だけの決断ではなく、家族に相談したりで、家じゅう、みんなの協力があってこそだと痛感しています。

転職して待遇はどうなりましたか?

待遇は、保育士時代とあまり変わりませんでした。どちらかと言うと保育士って持ち帰り仕事も含めて拘束時間が長いのに給料は安いのかもしれないと思いました。私たちが思っている保育士の割りのあう給料は、今よりはプラス10万円くらいだと保育士仲間といつも話しています。

遅番早番もありましたし、今は同じ時間には帰れているので、助かっていますし、待遇と一言で言っても判断が難しいものですね。保育士業界の働きやすさが向上したら戻りたいとも思います。

転職してよかったですか?

全く違う業界への転職なので、フレッシュな気持ちでいれることが大きいです。そして知らなかった世界を知っていくようで毎日新たな発見です。保育士していた分、お子さんがやってこられた時に対応出来たり、当たり前の礼儀や挨拶が身に付いていて、転職先でも常識として過ごせているのは保育士をしていたお陰だと思っています。

感謝の気持ちは大きいですし、人としても成長出来ていると確信しています。保育士一本しか知らなかった道でいろんな職種があることに驚きました。

26歳女性 Bさん

保育士を辞めて転職したのは、何歳のときですか?

26歳

転職したときは、保育士何年目でしたか?

6年目

保育士を辞めたときの、仕事内容を教えてください

主任代行。クラス担任。

保育士を辞めようと思ったきっかけ・理由は何ですか?

膨大な仕事量。特に、指導計画案、行事計画案、児童表といった帳簿類が多く、勤務時間内に終わらせることが不可能でした。持ち帰って書類を仕上げるのが当たり前になっていて、帰宅後も週末も書類に終われる日々が続いていました。

お金は少々ありましたが、時間が全くなく、週末も遠出できず。海外旅行で休暇願いなんて、だれも口にする人はいませんでした。「週末も遊びにいけない、こんな生活が一生続くのか」と将来への不安が募り、転職を決意しました。

どのような仕事に転職しましたか?

外資系 一般企業の事務職

転職活動はスムーズに進みましたか?また、どのような方法で転職活動をしましたか?

ハローワークに通い、自分のスキルに適したものを探しました。保育士資格と幼稚園教諭免許があるのみで、一般企業で即戦力になるような資格も技術もなく、できることは一般事務くらいでしたが、当時26歳で、年齢的にも有効な求人が多かったことが就職活動の成功に繋がりました。

勤務時間や休日希望、給与などに細かな希望がなかったのも採用の可能性を広げてくれました。4月スタートではなく中途での採用だったことは、欠員補充を探していた転職先の条件とも折り合い、恵まれた就職活動でした。

転職して待遇はどうなりましたか?

希望していたよりかなり良い待遇で、保育士をしていたころよりもかなり収入が上がりました。残業は全くなく、社員旅行や職場での食事会・飲み会も全て上司か専門職の高収入の人たちが支払いをしてくれるなど、今まで経験したことのない待遇のよさに驚きの連続でした。

低賃金、女性社会の保育士たちの世界が特有なのか、「企業」社会が特有なのか、全くの別世界です。逆に、会社の景気が悪くなればどうなるのか・・・考えると恐ろしいです。

転職してよかったですか?

何よりも、自分の時間が持てて心にも余裕ができ、生活を楽しむことを実感できます。ずっと始めたかった国際ボランティアを始めたり、英語を勉強したり、自分を磨き、自分のできる範囲で地域社会に貢献する楽しみがもてるようになりました。

家族をもち、家族が増えていくと、より自分の時間や家族との時間が必要になります。シフト勤務や仕事量の多さで、多くの保育士が悩んでいる「仕事と家庭の両立」は、転職して以来、一切考えたことはありません。

保育士を辞めるメリット・辞めてよかったこと

保育士を辞めるとどんなメリットを感じるか、辞めてよかったと思うことは何かをお伝えします。

自分の時間を持てるようになる

保育士を辞めるまで、「1日は自分のためにもある」ということを実感できなかった、元保育士の声もあります。多くの保育士は、朝仕事に行く前から、保護者にも子どもたちにも見られている立場であることを意識しながら身支度をし、子どもたちと全力で遊ぶためにしっかりと朝食を取り、上司が快く一日をスタートできるよう早めに出勤。

全神経が仕事モードで1日が始まり、勤務時間終了しても、誰も帰る気配のない職場。早番で朝7時から仕事をしていても、帰宅は12時間後、なんていう労働条件の悪い保育園は多いものです。くたくたになってやっと帰宅し、夕食後も持ち帰り仕事に追われ、限界ギリギリまで仕事し、就寝・・という毎日です。別業界に転職した元保育士が語るのは、「自分の時間を楽しむ生活は大切」ということ。

自分の時間を楽しむライフスタイルを送るようになると、アフターファイブだけではなく、週末も仕事の心配をすることなく、リフレッッシュすることができます。保育士の忙しい日々を卒業すれば、自分磨きや友人・家族との時間を満喫し、自己肯定感を得ることは、人生をより豊かにできると実感できるでしょう。

オンとオフの切り替えができるようになる

一般企業だと、就業時間が終われば、誰も気兼ねすることなく退社します。当たり前のことですが、オンとオフの切り替えをはっきりとすることで、仕事の内容も充実してきます。ランチタイムも、みんな時間になればそれぞれの目的地に消えていき、時間前にはきちんと帰ってきて仕事に戻る。

保育園では、乳幼児特有のいろいろなアクシデントが発生したりして、臨機応変な対応が求められますが、それに慣れすぎるとダラダラということもありますよね。一般企業での仕事は、チャイムもないですが、社会人としての責任を持ち、より自己管理ができるようになります。

ストレスが減少し、精神的に楽になる

保育士は、97%が女性と言われており、女性社会だからこその苦労があります。気があえばわいわい楽しい職場ですが、少しでも折り合いが悪い同僚がいると、グループが発生したり、陰で悪い噂になったりと、嫌な空気が漂う職場にもなりえます。

中立的な態度をとれても、いろいろな噂は耳に入ってくるものです。廊下の隅で同僚が涙している姿を見かけることも、少なくないでしょう。当事者でなくても心が痛み、ストレスを感じる機会が多い職場です。

また、保護者からの理不尽な要求に、悩まされる仕事でもあります。大切な子どもを預かり、仕事の負担が大きいからこそ、抱えるストレスは大きいものです。その負担から解放されることは、精神的にとても楽になります。

膝の黒ずみ、腰痛がなくなる

保育士は膝をついて仕事をする機会が多いので、膝の黒ずみに悩んでいる人は多いでしょう。膝の黒ずみは保育士の職業病とも言えます。膝が真っ黒になったせいで、恥ずかしくてスカートを履くことができない人も多いでしょう。

また、子どもを抱っこしたり、モノを持ち上げたりするときに腰を使うので痛くなります。体勢的にも腰が痛くなる動作が多いです。保育士を辞めてから、膝の黒ずみが改善する人も多いです。スカートも履けるようになり、おしゃれも楽しむことができます。軽度のものであれば、腰痛もなくなり、楽になることでしょう。

今すぐ退職した方がいい保育園の特徴

保育士という仕事は、小学校にあがる前の子供の面倒を見る、子供がいる家庭にとっては欠かせない存在ですが、離職率が高い事でも有名です。そして保育士の離職率の高さの原因は、保育園自体に問題があることが多いです。

優良な保育園も確かにありますが、中には劣悪な労働環境の保育園があるのも事実です。そこで今すぐ退職した方がいい保育園の特徴をいくつか挙げていく事にしましょう。

いつも求人が出ている

求人が常に出ているということは、離職率が高いということです。長く働く先生が少ない=保育園の環境が悪いと言えるでしょう。また人手不足ということですから、先生一人に対して仕事の負担も大きくなります。

持ち帰り残業が当たり前だったり、精神的余裕がなくて人間関係がギスギスしたりする原因にもなります。子供たちに優しく接しなければいけないのに、ストレスからそれが満足にできない・・・と悩む先生も多いようです。

常に求人が出ているような保育園は、人手不足、風通しの悪い職場、多すぎる仕事量、とブラックな要素が多いので自分の身体、心を守るためにもできるだけ早めに辞めることをオススメします。

園長先生との相性が悪い

園長先生との相性が悪い場合は、すぐにでも辞職した方がいいです。保育園の職場は狭い世界ですから、園長先生の考えに共感できるかできないかが働く上でのモチベーションに大きく関わってきます。

しっかりした園長先生ならいいのですが、自分勝手にやりたい放題な園長先生や、パート・契約の先生に暴言をはく園長先生等、非常識な園長先生は想像よりも多く存在します。そんな園長先生が経営する保育園で働いていくメリットなんてありません。

無理して働き続けたら精神的に病気になってしまいます。組織のボスである園長先生と相性が悪い、辞めたいと感じたら自分を守るためにすぐ行動すべきです。

職場の人間関係が良くない

保育園の職員はほとんどが女性です。女性が多い職場では、陰口は当たり前だしイジメや嫌がらせだって当然のようにあります。これが保育園での普通なので、辞める理由にはなりません。

しかし、なかでもあからさまに職場の風通しが悪い保育園が存在します。陰口や無視だけではおさまらず、暴力的ないじめがあったり、毎回新人の先生を退職に追い込んでストレス発散していたり、保護者に嫌いな先生の悪い噂を流したり、そういうことを平気で行う保育園もなかには存在しています。

いくら女性の世界とはいえ、そこまで行くとやりすぎです。我慢する必要はありません、勇気を出して早めに辞職をしましょう。

結婚や出産に対して否定的な保育園

保育士さんはほぼ女性ですから、結婚や出産をする可能性があります。その際は「おめでとう」と休暇や退職の手続きをしてくれるのが常識ですが、日本の保育士不足の背景から、そうではない保育園も多く存在します。

「産まれるギリギリまで働かされた」「出産後復帰したかったのに強制退職させられた」「妊娠の報告をしたら仕事を放置するのかと説教された」「でき婚するようなだらしない女と職場の全員に罵られた」等々、非人道的な対応をされた保育士さんがたくさんいます。

実際働いてみないとどういう保育園かはわかりませんが、結婚・出産に対しての対応に少しでも違和感を感じるのなら、すぐにでも退職することをオススメします。